いつもの料理に欠かせない「玉ねぎ」ですが、薬膳的効能や栄養は知っていますか?薬膳では、胃腸にあたる「脾(ひ)」を元気にして、気血水の巡りをよくするといわれています。簡単に言うと、お腹の調子を整えてデトックスしてくれるということです。また、栄養学的には、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」は血液サラサラ効果や、その他、後期作用・免疫力アップも期待できるといわれています。
1)材料を炊飯器(鍋)にセット
米(2合)・・・今回は、白米1合・玄米1合ずつにしました
水(2合分)・・・いつもご飯を炊くときの量
トウモロコシ(大さじ3くらい)・・・冷凍コーンでOK
和風だし(小さじ2)、醤油(小さじ1)・・味付けはお好みで。この分量でちょっと薄めのほんのり味がつく感じで炊きあがります
エンドウ豆(お好みで)・・10個くらいを食べやすい大きさに切りました
玉ねぎ(1玉)・・・放射線状に切り込みを入れて真ん中に置く ※畑でとれた新玉ねぎを使用しました!
バター(20g)・・・玉ねぎの上に乗せる
2)いつも通りに炊くだけで完成
最後に、ネギなどを散らして新玉ねぎの炊き込みご飯が完成しました。ぜひ試してみてください。
血液サラサラ・血行改善効果を期待するなら、もう、生より良いことはありません。なぜなら、玉ねぎの辛みやニオイの元となる成分の「硫化アリル」は「アリシン」となりますが、その「アリシン」は熱に弱く、加熱すると別の物質に変化してしまうからです。生の玉ねぎは辛いけど、調理すると辛味が減って甘みがでますよね?その「辛味」が血行改善には重要なのです。ぜひ、スライスした玉ねぎをサッと水にさらして、鰹節とポン酢や醤油をかけた玉ねぎサラダをお楽しみください。