

ダイエット方法は肥満タイプ別に違う
ダイエットしたい。でも自分に合ったダイエット方法がわからないという方はいませんか?肥満は中医学をベースにした、身体の症状から肥満タイプ「水太り・血太り・気太り」にわけられます。
むくみが気になる「水太り」さん、お腹ポッコリ「血太り」さん、ストレス太りの「気太り」さん。それぞれ原因も症状も違うので、同じダイエット方法が効果的とは言えません。自分の肥満タイプに合った食事・運動方法(ヨガのポーズ)をご紹介します。
肥満タイプ「気太り」さんの特徴
気太りさんの特徴は以下です。

ストレス太り?「気太り」さん
- 暴飲暴食
- ストレスが多い(イライラが多い)
- 体重の増減が激しい
- 胸や腹部、脇腹が張る
- オナラやゲップがよく出る
- 呼吸が浅い
- 日中に眠気を感じる
肥満タイプ「気太り」さん|おススメのヨガポーズ
「気太りさん」は胸やお腹に気が滞ってしまっています。そのため、肩と胸を大きく開き、深呼吸をすることで、気の巡りの改善につながるポーズがおすすめです。特に、腕を大きく伸ばす動きを使い、肩甲骨の開きを助けます。
1)門のポーズ(パリガーサナ)
<ポーズのやり方>
- 膝立ちになり右脚を横に伸ばします。足先は前方を向け、小指側のかかとでしっかり床を押します。
- 息を吸って、左手を持ち上げ背筋を伸ばし、吐く息で胴体を右斜め上に傾けます。
- 息を吸い込んで背骨を伸ばし、息を吐きながら横方向のストレッチを深めます。
- 吸う息で胴体をまっすぐ持ち上げ、膝立ちに戻ります。
- 反対側のストレッチを繰り返します。
<ポーズのポイント>
- 腹筋に力を入れてお腹をへこませて、お尻が後ろに突き出ない
- 胸を開いて背筋を伸ばす(肩が内側に入らないように)
- 床についてる膝と上に伸ばしている手で引っ張り合って、体側を伸ばす
2)三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)
<ポーズのやり方>
- ダウンドックのポーズから、手と手の間に右足を踏み出し、左膝は床につきます。
- 息を吐きながら左脚を伸ばしながら、足の甲を床におろす。両手はカップハンズにし、指を床につける。
- 息を吸いながら指で床を押し上体を起こします。吐いて身体を安定させ、次の吸う息でさらに胸を引き上げて両手を天井方向へ。
- 反対側も同様に。
<ポーズのポイント>
- 前足をしっかりと踏み込み、上体と手を上に伸ばす
- 胸は斜め上に突き出すように開く
- 深く吐く息で足を踏み込み、深く吸う息で伸びる
3)ワニのポーズ(ジャタラパリヴァルタナーサナ)
<ポーズのやり方>
- 仰向けに寝る。片膝を曲げ、両手で右膝を抱えて胸に引き寄せます。
- 曲げている膝の外側を、膝と反対側の手で持つ。もう一方の手は肩の高さで横に伸ばし、手のひらを床に。
- 息を吐きながら肩が床から浮かないところまで、膝を内側に倒す。目線は、横に伸ばしている手の指先に。
- 反対も同様に。
<ポーズのポイント>
- 両肩が床から浮かないように
- 深く吐く息とともに、ねじりを深めていく
ポーズをとった後は、肩から背中がスッキリと動かしやすくなっていたら成功。朝に実施することで、通勤や日中の効果的な燃焼にもつながります。毎朝のルーティンに追加してみてはいかがでしょうか。
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