

ダイエット方法は肥満タイプ別に違う
ダイエットしたい。でも自分に合ったダイエット方法がわからないという方はいませんか?肥満は中医学をベースにした、身体の症状から肥満タイプ「水太り・血太り・気太り」にわけられます。
むくみが気になる「水太り」さん、お腹ポッコリ「血太り」さん、ストレス太りの「気太り」さん。それぞれ原因も症状も違うので、同じダイエット方法が効果的とは言えません。自分の肥満タイプに合った食事・運動方法(ヨガのポーズ)をご紹介します。
肥満タイプ「水太り」さんの特徴
水太りさんの特徴は以下です。

女性に多い?「水太り」さん
- 下半身が太りやすい
- むくみやすい(特に下半身)
- つかれやすい
- 重だるい(特に寝起きなど)
- 舌の側面に歯の痕がつく
- 手足が冷える
- 冷たい飲み物をよく飲む
- 雨の日は体が重い
肥満タイプ「水太り」さん|おススメのヨガポーズ
「水太りさん」は重たくて冷たい水が、身体の下半身に溜まってしまっています。そのため、おしりから太ももやふくらはぎの裏をしっかりと伸ばして、血流改善・むくみ改善につながるポーズがおすすめです。
1)下向きの犬のポーズ(アドームカシュヴァーナーサナ)
<ポーズのやり方>
- 肩の下に手が、骨盤の下にヒザがくるようにして、四つ這いの姿勢になります。
- 腕を伸ばして手のひら一枚分、手を前に移動させ、背筋を伸ばす。
- 息を吸ってから、手でしっかりと床を押してゆっくりと吐きながら、お尻を上に持ち上げて30秒キープ。
<ポーズのポイント>
- 腹筋に力を入れてお腹をへこませて、お尻を高く上げる
- 胸を開いて背筋を伸ばす(肩が内側に入らないように)
- かかとを床につける(つま先立ちにならない)
※かかとを付けたときに猫背になってしまう場合は、膝を曲げて、しっかりと背筋を伸ばす
2)ねじった体側を伸ばすポーズ(パリヴルッタパールシュヴァコーナーサナ)
<ポーズのやり方>
- 右脚を前に、脚を前後に大きく開いて立つ。左足のかかとを上げ、両手を腰に当てる。
- 右膝を曲げて、膝の真下にかかとが来るように踏み込む。後ろの左足も床をしっかりと踏む。
- 体をねじって左肘を曲げ、右膝の外側に沿って床に手を下ろす。
- 腹筋に力を入れて背筋を伸ばし一呼吸して姿勢が安定したら、胸の前で手を合わせて30秒キープ。
- 反対側も同様に。
<ポーズのポイント>
- 猫背にならないように胸を開く
- 目線は上に
- 後ろ足を踏みこむ力と、頭を斜め上に伸ばす力で引っ張りあうように背筋を伸ばす
3)スワンポーズ、スリーピングスワンポーズ
<ポーズのやり方>
- うつぶせの状態から、右足を曲げて前に倒し、かかとをお尻の左側に引き寄せる。膝は正面方向。
- 息を吸いながら両手で床を押して上体を持ち上げ、後ろ足はしっかり伸ばす。
- 背筋を伸ばして深呼吸。30秒ほどキープ。(スワンポーズ)
- 吐きながら状態を床にうつぶせて30秒キープ。(スリーピングスワンポーズ)
- 反対も同様に。
<ポーズのポイント>
- 吐く息に合わせて、恥骨を床につける
- うしろに伸ばした脚はまっすぐに
ポーズをとった後は、下半身から身体がポカポカしていたら成功。朝に実施することで、通勤や日中の効果的な燃焼にもつながります。毎朝のルーティンに追加してみてはいかがでしょうか。
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